結納はせず、食事会という形で両親と顔合わせ。京都の料理旅館にて。

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結納は結婚を約束した証として、結納品などを贈りあい、両家の結びつきをお祝いする習慣で、江戸時代に今のような形になったそうです。現在、大きく分けると、3種類。

1、伝統式結納
仲人が使者となり、結納や結納返しを持って両家を訪問。これが昔からの正式な結納の形。

2、略式結納
仲人は立てない。レストランや料亭などで結納と結納返しを同時に用意。その後、会食や祝い膳を。自宅で行う場合は仕出し料理を頼んだり、場所を移したりすることもできる。最近ではホテルや式場のプランもある。

3、食事会
結納飾りは用意せず、レストランや料亭で会食。こちらもAと同様、ホテルや式場で行うこともできる。両家の顔合わせとしてはもちろん、婚約記念品の交換をするケースもある。

最近では、1は減り、2,3のケースが増えているよう。さらに地方によって風習が異なることもあり、どのような形にするか、話し合いが必要な場合も。もちろん、両親の意見を聞いてみることも大切なのですが、私たちは全く2人で決めてしまったので、偉そうなことは言えません…。

結納品は、割り切れる偶数ではなく、奇数でそろえるのが決まりです。それぞれの品に縁起物の飾り付けがされ、ふたりの幸せを願うものになっています。この飾り付けは、松竹梅の水引細工や人形などといった豪華なものです。しかし、結納後はお役目も済んでしまうので、神社などで焼却してもらいます。

私たちは結納品は用意しなかったのですが、私たちのように京都に住む人にはちょうど良いお祭が。それが、毎年9月9日に行われる結納祭。下鴨神社の相生社で行われています。この相生社の神さま、縁結びとしても有名で、さらに、結納の守護神とされています。

京都はムリ!という方は…特に時期が決まっているものでもないので、結婚記念日とか、子供が生まれたときとか、おめでたいときにしましょう!

付き合いが長かったこともあり、二人の間で結婚を決めてからも特に変化なし。だいたい、すでに一緒に住んでるし、海外ウェディングにしようと決めているし。今さら正式な結納という形をとる気はなく、お互いの両親を交えて会う場を持ちたいということになりました。リラックスした場面で顔合わせをしたい!さて、どうしましょう?

ナイフ・フォークより、お箸を使って食べたいな。緊張してしまっていても食べやすそうだし。→和食か中華だな。
京都に来てもらおう→それなら和食のほうが充実してそう。
せっかくの記念→普段ふたりでは行かない(いや、行けない)ようなところにしよう。
両親同士は初対面→落ち着けるように個室があるところがいいな。

そんな条件で探し始めたところ、せぶんくん母が膝の調子が悪く、正座より椅子がいいとのこと。ということで、それも考えに入れることに。
…しかし、京都には行ってみたいと思う和食のお店がたくさんあるんです。少しづつ絞っていくものの、なかなか一つに決められませんでした。

決め手ポイント
・上の条件は全て満たしていたし、ちゃんと椅子も用意してもらえた。
・11月だったので、ついでに紅葉でも見てもらいたい!というわけで、近くに紅葉が見れる場所がある。
・料理旅館のため、部屋は朝から空けて用意してくれているとのこと。始める時間も終わる時間も、こちらの都合で全て決めることができる。
・部屋からも庭が見えるし、庭に出て歩くこともできる。
・インターネットで、対応が良かったという感想を読んだ。
・駐車場もある。
などなど…

当日はせぶんくんとふたり、車で向かいました。車内でそれぞれの両親からも連絡が入り、駐車場に着いたとき、ちょうどせぶんくん父&母が到着。こすもすパパ&ママも既に近くにいたし、場所もちゃんと伝えてあるので、先に入っておくことに。こすもすはそろそろ着くであろう両親が気になり、部屋から出たり入ったりしていましたが、せぶんくんたちは立ち話状態。こすもすの両親が到着し、部屋に入ると、その場の流れでこすもすとせぶんくんが何故か上座に座らされ、パパ、ママと続く…。考えていたのとは違いましたが、結果、無口なパパ達が真ん中になることで、全体で話ができるようになってよかったのかも。しかも、何の打ち合わせもなく、お互いにお土産を持ってきていて、交換してました。まぁ…、いい感じかな。

食事中、し〜んとしたらどうしようかという不安も少しはありましたが…。母親同士がしゃべっていたし(少し予想はしていましたけどね。)、料理を運んでくれる仲居さんも気さくに声をかけてくれたので、いい感じでした。結婚前の顔合わせだと伝えておいたので、お菓子の包み紙に「寿」と書かれていたり、料理を1品サービスしてくれたり。

この年のお正月、実家で海外ウェディングの話をしたら、ノリノリのこすもすママとは対照的に、行きたくないようなことを言っていたこすもすパパ。その後、こすもすママに促されるまま、とりあえず行く気にはなった様子。そして、せぶんくんの実家に二人で行って、同じように海外ウェディングの話しをしたら、これまた同じようにせぶんくん父は行きたくない感じ。でも、この場で再度話が出て、こすもすママが「みんなで行きましょうよ〜。」と言い、どうやら話がまとまった…かな?

海外挙式に両親を連れて行くこと以外、何もする予定がなかったのですが「親戚だけは集めて食事会をしてくれないと困る」と言われ、全然乗り気ではない当事者二人を置いて、あっという間に話がまとまってしまいました。せぶんくんは長男だし、当然の流れです。しかし「ふたりの好きにしていいよ。」と言っていたこすもすママまで、せぶんくん両親に話を合わせていたので、驚き!(後で聞くと、あの場面で「別にどちらでもいいです。」なんて言ったら、雰囲気が悪いでしょ?なんて言ってました。一応気を使ってくれていたらしい…。)この間、ふたりが口を挟む余地なし。とりあえず食事会の場所はふたりで探してくれということで話が終わって、ほっとしていたら…せぶんくん父が一言「結納はどうしますか?」

…今日が結納の代わりでは?

せぶんくんとふたり、そんなことをこそこそと話している横で「それはいらないでしょ〜。」というふたりの母親の意見で、無事(?)に話が終わり、安心。それにしても、親と子では、こんなに考えが違うんだということを改めて思い知らされた感じでした。

食事も終わり、庭を散策。両親の旅行代は自分達で出してもらうので、この顔合わせは二人でもとうと決めていました。先に出てもらい、会計を済ませると、まずはこすもすママが「どうするの?」と聞いてきた。「いいの、いいの。」と答えると、それで納得。しばらくすると、今度はせぶんくん母が同じように声をかけてきたので「大丈夫です。」と答える。その後、様子を見ていると、お互いに出してもらっていると思ったらしく、そんなやりとりをしていたので、よかった。

せぶんくんの両親は観光をしてから帰ると言うので、私の両親を駅まで送ることに。多分、遠くから来ている私の両親に気を使ってくれているんだなと思い、お言葉に甘えさせていただきました

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